吸光度と比色定量法
吸光度と比色定量
酵素 → 色原性基質 → 色原 →(カップリング)→ 呈色
Lambert-Beer’s low
log10(Io/I) = εlc ε:モル吸光係数l:吸収層(cm) c:濃度(mol/L)
つまり,透過率の逆数の対数(吸光度,absorbanceと呼ばれる)は呈色物質の濃度に比例すると言うことである.
一般に比色計では吸光度(absorbance)と透過率が示されるようになっている.
たとえば入射光の50%が吸収される場合には100/50=2 log2=0.301,透過率10%では吸光度1.0,1%の透過率では2.0となる.したがって吸光度が2.0以上では精度を確保するのは困難であろう.ELISAの測定範囲の上限はこの辺に設定される.