Total GLP-1

GLP-1

GLP-1は腸管L細胞から分泌される消化管ホルモンで、糖刺激によるインスリン分泌の増強やグルカゴン分泌抑制を介して血糖値降下作用を示します。
新しい糖尿病治療薬としてGLP-1が2型糖尿病の治療に有用であるとの報告が出されています。
本製品は、総GLP-1(活性型GLP-1+不活性型GLP-1)を測定するELISAキットです。

特徴

Total GLP-1測定キット

活性型:GLP-1(7-36amide)およびGLP-1(7-37)
不活性型:GLP-1(9-36amide)およびGLP-1(9-37)

GLP-1 ELISAキットワコー, 高感度品
測定対象 総GLP-1(活性型GLP-1+不活性型GLP-1)
検量線範囲 0.94~30 pM
必要検体量 10 μL
測定サンプル 血漿
測定時間 4 時間
種交差性 マウス、ラット
検出方法 発色(主波長:450 nm、副波長:620 nm)
製品コード 299-75501
測定事例 GLP-1分泌量の変化を測定したい
活性型GLP-1の測定がうまくいかない

製品詳細

本製品は、特異性の高いGLP-1抗体を用いたマウス、ラット血漿中のGLP-1を特異的に測定可能なELISAキットです。

キット構成

・抗体固相化96ウェルプレート :1枚
・標準GLP-1溶液(30 pM) :400 μL x 1 本
・緩衝液 :60 mL x 1 本
・ビオチン結合抗GLP-1抗体 :100 μL x 1 本
・ペルオキシダーゼ・アビジン結合物 :100 μL x 1 本
・発色液(TMB) :12 mL x 1 本
・反応停止液(0.5 mol/L硫酸) :12 mL x 1 本
・濃縮洗浄液(10×) :100 mL×1 本
・プレートシール :4 枚

標準曲線例

キット性能

・測定範囲 4.7~150 pM(検体量10 μLのとき)
15~556 pg/mL(GLP-1:分子量3,089として換算)
・検量線範囲 0.94 ~30 pM
・測定時間 4 時間
・対象検体 血漿
・検体量 10 μL
・交差反応性 マウス、ラット
・測定波長 主波長:450nm, 副波長:620nm

測定例

マウスNo. 測定値(pM) C.V.値 備考
1 31.4 3.1 絶食マウス、8週齢♂
※15時間絶食後に採血
2 16.3 2.9
3 17.2 3.7
4 20.8 3.1
5 27.1 0.3
6 39.6 2.6 糖投与マウス、8週齢♂
※絶食後、グルコース(2 g/kg)を投与し、その10 分後に採血
7 15.9 4.3
8 9.4 3.8
9 8.09 4.4
10 13.9 1.8

製品一覧

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Total GLP-1 測定キット

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