リウマチ因子は慢性関節リウマチ患者血清の70~80 %に認められるIgGのFc部分に対する自己抗体で、病態と密接に関連していると考えられています。ヒトと同様な自己免疫疾患を自然発症する実験動物や人工的に炎症を発症させた実験動物を使用して自己免疫疾患の機序解明と新薬の研究が今日進められております。自然発症する代表的なマウスの系統としてはMRL/lprマウスが多くの実験に使用されています。MRL/lprマウスはリンパ節腫瘍と共に腎炎、血管炎、関節炎をかなり高率に発症するので、ヒト慢性関節リウマチ(RA)のモデルを含むヒトの自己免疫疾患の発生機序を解明する有効なモデルとなっています。MRL/lprマウスの血清中に検出される自己抗体には、IgG型リウマチ因子(RF)、IgM型リウマチ因子(RF)、抗ssDNA抗体、抗dsDNA抗体、抗Sm抗体等があります。

 

非臨床研究用測定試薬

免疫・アレルギー研究分野

抗核酸抗体

コードNo. 品名 検量線範囲 検体量
(希釈検体)
希望納入価格
(消費税別)
AKRDD-061
637-02691
レビス 抗dsDNA-マウス ELISA Kit 15.6~1000 mU/mL 100 μL 60,000円
AKRSD-051
630-02701
レビス 抗ssDNA-マウス ELISA Kit 15.6~1000 mU/mL 100 μL 65,000円

 

リウマチ因子

コードNo. 品名 検量線範囲 検体量(希釈検体) 希望納入価格
(消費税別)
AKRRG-101
633-02671
レビス リウマチ因子IgG型-マウス ELISA Kit

15.6~1000 mU/mL

100 μL

65,000円
AKRRG-111
630-02681
レビス リウマチ因子IgM型-マウス ELISA Kit

15.6~1000 mU/mL

100 μL

65,000円

 


 

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